バレエ『くるみ割り人形』
ああ、もうこのタイトルだけで幸せ♡
クリスマスの時期になると街でたくさん『くるみ』の曲を聴きますね。
私、それだけでも体が勝手に動き出してしまうんです。
実は子どもの頃にクラシックバレエを習っていまして、観るも踊るも『くるみ』が1番多かったんだと思います。
以来、大好きな作品です。この季節になると無性に欲します。
なかなかタイミングが合わなくて舞台へは行かれないのですが
今日はなんと映画館で上映するということで行ってきました‼️
ボリショイバレエinシネマです。
もう10年も続いているらしいですよ、この企画。すごいですね。
どこのバレエ団の公演でもチケットは高いし、取りにくい時代に映画館でバレエを観られるってものすごく快適じゃないですか?
家でDVD見たらよいって?いやいやいや、音が違う。スクリーンの大きさが違う。
やはりとても良い企画なのです。
お値段は通常の映画よりも上がりますがバレエ鑑賞の10分の1くらいですから、とてもリーズナブルです。
ご興味ございましたら、是非↓↓
ライブ・ビューイング・ジャパン : ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2019 - 2020
ボリショイの『くるみ』は主役の女の子の役名がクララじゃなくてマリーなのです。マリーの見た夢のお話です。
やっぱり『くるみ』の1番の見どころは2幕のアラブの踊り。これは、どのバレエ団も1番身体能力の高いダンサーが抜擢されていると思うんです。今日もお名前分からず申し訳ないのですが、女性ダンサーさん素晴らしかったです。上腕の筋肉の線が凄かった!体幹、バランス、はんぱなかった!高すぎる目標だけど、この動きができるくらいの身体を来年の目標にしてみようかしら?あははは。
ボリショイの『くるみ』はくるみ割り人形の時のダンサーさんがすごすぎる。本当にお人形にしか見えない。あれを人間がやってるって思って見ると相当やばい。そんなこと言ったら舞台立ってるバレエダンサーさん皆んなやばいんだけどね。
今日の『くるみ』で気になった方はあし笛の踊りの女性ダンサーさん。こちらもお名前分からず申し訳ないのですが、細すぎて手足長すぎて凄かったです。彼女は照明で線が消えちゃうんじゃないか心配でした。可愛いし、綺麗だし、だけど筋肉がもう少し大きくならないと主役を演じる体力が足りないのではないでしょうか。余計なお世話だと思うんですが、コールドにもなれずプリマにもなれずな体型。
そういったところでいうと、マリー役の彼女はとても良い体型ですね。
そして、回転がものすごく早い!ピケとシェネは速すぎて驚きました。
あとリフトね。凄かったー。私なんて自分でさした傘だって安定して持っていられないのに、なんで生身の人間があんな高いところで安定するんだろう?
いやー、実におもしろい。バレエ最強です。
なんでも機械でシンクロさせられる時代にアナログで群舞揃えていくんですから凄い。体なんてヒトリヒトリ違うのに同じ踊りで揃えるって本当に凄いです。
映画館で観ることで舞台鑑賞では気がつかない所まで見ることができて
とても良かったです。
また来月以降も都合がつけば観に行きたいと思っています。
あと、映画館で幕間があるって言うのはおもしろかったですw